グローバルマーケットウォッチ 2019年1月6日

予想を超えるボラティリティーの高さ 2019年1月6日

2019年は、いろいろな予想で指摘されていたとはいえ、年初からの株式市場のボラティリティの高さ(値動きの荒さ)には驚かされる。暴騰した時はつい、売りたくなる。

しかし、よく考えてみると、要人の発言、ちょっとした為替の動き、注目企業の短期的な決算動向、マスコミ記事など表面的ニュースに過剰に反応しているような気がする。

実体経済はまだしっかりしているということはわかっているのだが、投資家心理に振り回されているという印象である。

底値形成には時間がかかる

現在、多くの投資家は、昨年10月に始まった下落相場の終わり(底値)を確認しようとしているようだが、どんな資産もマーケット形成は投資家心理のなせる技であるということをよく認識する必要があろう。

つまり、下落相場は投資家心理が最も楽観的な時に始まる。始まれば、我先に売ろうとするので、下落は早い。

昨年10月に始まった下落相場(米S&P500指数)は、20%下がるのに57営業日だった。

しかし、この20%の下落を取り戻すには、25%上昇する必要があるのだが、相当時間がかかるものである(1年くらいはかかると見ておいたほうがいい)。

なぜかというと、多くの投資家心理の改善は徐々に広がるからである。従って、株価の底値形成にはより時間を要するのである。

つまり、絶えず、書いていることだが、株式市場で資産形成するにはいかに忍耐が重要であるかである。

ボラティリティーが高い間は、投資家心理が揺れ動いているので静観するに限る。

当面は超防御的ポートフォリオで

長期資金(50%): グローバル株式/REIT

短期資金(40%): 現金と短期債ファンド

マーケット急落時のポートフォリオヘッジ(10%): 米国国債と金