グローバルマーケットウォッチ 2019年1月27日

ゴールドとREITに向かう逃避資金 2019年1月27日

今週も中国経済を始めとした世界経済の減速懸念がマーケットを冷やしつつも、世界株式は年初からの自律反発トレンドをなんとか維持している。

しかし、投資家心理は好転しているとは言えず、逃避資金がREITとゴールドに向かっている。

本来は株式や債券に投資する資金が代替投資先としてREITを選び始めた。外部環境に不透明感がくすぶる中、投資家が着実にリターンを積み上げられる商品として足元で注目を集めている。

また、この先まだ、株式や債券は大きな下落の可能性が残されていると見ているようで、その時のヘッジ目的で、ゴールドに

資金を振り向けている。

長らく1オンス1200ドル後半で安定的に推移していた価格が、今週一気に1300ドルに乗せている。

昨年来、推奨してきた当面の超防御的ポートフォリオをもう一度、想起していただきたい。

当面は超防御的ポートフォリオ

長期資金(50%)は利回り確保狙い: グローバル株式/REIT

短期資金(40%)は流動性確保狙い: 現金と短期債ファンド

マーケット急落時のポートフォリオヘッジ(10%): 米国国債とゴールド

ベアーマーケットでは個人投資家は何も見ない、何もしないが賢明

必ずしも、歴史は繰り返すとは言えないが、米国市場における1900年以降の36回のベアマーケットを調査した結果、

ボトムから前の高値を抜くまで、平均3.2年、最も多かった年数は1.9年であった。

個人投資家は、老後資金のために長期で株式投資をしているはずである。しかも、今は株式以外に十分な利回りはあげられない。現金にある程度の余裕を持っていれば、2-3年くらいは我慢して待てる。

安心して何も見ないで待つか、極端に安くなった銘柄を探したりして過ごせばいい。

大きく下落した時に、売ってしまうこと以上に、後で後悔することはないでしょう。(慌てて売って、底を打つ直前で買い戻すことは至難の技、大抵は底を打ったことを確認できるほど上昇してからでしか買い戻せないもの。)