グローバルマーケットウォッチ 2019年3月10日

現実味増す世界的景気減速懸念 2019年3月10日

景気減速の波が中国から、欧州、日本にも及んで来たことを示す指標が相次いで発表されたことで、投資家の弱気を刺激している。

世界の主要中銀による引き締め姿勢の後退という材料よりも、世界的な景気懸念という不安要因に目を向けざるを得なくなってきた。

世界の株価は昨年末以降、急反発したが、「短期の戻り相場」と割り切っていた投資家も少なくないとみられ、景気不安が払拭されないままだと、株安圧力が当面はくすぶり続ける恐れがある

とはいえ、今週もボラティリティーはそう大きくなく、方向感がないという感触である。米中の貿易交渉がうまく、決着すれば、市場は一時的に、上昇トレンドを取り戻すだろう。

しかし、足元の最大の注目材料がなくなれば、今度は、PMI(製造業指数)や企業収益などのファンダメンタルに一層の関心が集まり、景気後退懸念のボラティリティが高まると見ている。

一時的な上昇は、引き続き、現金積み増しの良い機会と見ておいたほうがよかろう。

TIPS 3】: ドルコスト平均投資法

残念ながら、マーケットクラッシュの場面では、ほとんどの投資家は、冷静な投資判断が出来ずに、投資機会を逃してしまうものです。

自分がマーケットクラッシュが近いと思った時に、ドルコスト平均投資(毎月決められた日など定期的に、決まった金額を投資する手法)をはじめていれば、いざクラッシュになった時でも、感情に左右されて投資機会を逃すことはない.(普段からこの手法で投資しているのなら、金額を増やすとなおさら効果がでる。)

価格低下がつづけば、定期的により安く買えることになり、平均コストもだんだん下がる。

相場回復した時には、より早く資産価値がクラッシュ前に戻るというわけです。 なによりも重要なのは、突然起こるマーケットクラッシュにも、投資タイミングをはかる必要はなく、慌てず、冷静にしていられるということです。