グローバルマーケットウォッチ 2019年4月21日

日米欧のマーケット、連休控え様子見 2019421

今週は、中国の景気指標が、対策効果出てきたのか予想以上に良かったことが発表されたが、マーケットの反応はなかったに等しい。

欧米が金曜日からイースター休暇に入るので、強気筋も弱気筋も様子見である。第一四半期の決算発表も、まだ始まったばかりで大勢は見えないのも要因の一つであろう。

米株式市場は史上最高値一歩手前で、上にも下にも行きずらい。ただ、テクノロジー関連のIPO(新規上場)2社(Pinterest, Zoom)への人気は好調であった。

また、私が注目したのは、米のあるアナリストグループがテクノロジー株は景気循環株というよりも、ディフェンシブ株なのではないかという分析である。

その持続的成長力と潤沢な現金保有そして企業コスト低減への寄与を評価すると、景気が鈍化しても影響される度合いは小さいという分析である。

異常な利回り狩り

一方、「利回り狩り」(Yield Hunting)という言葉で表されているが、投資家の運用難がますますひどくなっている。

サウジアラビアの米ドル建て10年債(利回り3ー4%)に世界の機関投資家が飛びついているようだし、我が国ではソフトバンクの6年債、1.64%で5000億も発行される。

米国では信用力のない企業のハイイールド債やローンが投資家のニーズ旺盛で未曾有の水準に達している。利回りは5%以上とはいえ、リスクに見合うのか疑問である。

そう思っている投資家は私だけではなく、多いはずである。

上記のように当面のいろいろな投資資産のリスク/リターンのトレードオフを考えると、どうしても進む第4次産業革命に支えられる株式資産と安定高収入のREITに目を向けざるを得ないのは私だけであろうか。