グローバルマーケットウォッチ 2019年6月2日

個人投資家は、今は何もしないことが最善の策 201962

今週のマーケットも、さらなる不透明感、とりわけ米中交渉の長期化予想、強まる景気悪化懸念で、薄商いの中、世界の株式のじり安が続いた。

行き場のない資金が主要国国債、とりわけ安全性の高い米国国債に集中し(10年ものが2.13%まで低下)、世界的に金利を押し下げている。それが、世界経済の悪化懸念を強めている。

さらに、ゴールドにもグローバルマネーが逃げ込み、久しぶりに1オンス1300ドルを回復した。

個人投資家から見て、こんなものを買ってみても、将来の財産保全のためなら別だが、リスクに見合うリターンには繋がらない。

プロ投資家はデリバティブを駆使して、リターンを上げる努力をしているようだが、個人投資家の場合は資金量も限られるので難しい。というよりも、下手な動きをすると大きな損失につながりかねない。

いま、投資して、意味があるのは、先日来お薦めしているようにREIT ぐらいである。

とにかく、株式は買えないので、今は見守るしかない。

今の米中関係の影響が実体経済の悪化につながれば、さらに大きく下がることになるので

その時が、中長期観点でいい買い場になる。

そのために、現金を準備しておくこと今できる最良の戦略であろう。