グローバルマーケットウォッチ 2019年9月22日

米株の史上最高値を抜くことを阻む多くの心理的リスク 2019922

米中央銀行の利下げにかかわらず、米株式は史上最高値一歩手前で横ばいを続けている。

 

基本的には今日のような低利回りの投資環境では株式が最も魅力あるアセットクラスであるということはわかってはいるが、

短期的にはなかなか史上最高値を超えて買いあげる根拠がない。

当面の心理的リスクの方が目立つということだろう。

 

長期的に株式以上に魅力的なアセットクラスはない。

 

長期投資家の観点からすると、あるヨーロッパの投資銀行のコメントが注目されている。

今後10年見ても株式はもっとも魅力的なアセットクラスであると分析。米国S&P指数は今の3000から40008000位の水準に上昇を続けるだろうとしている。

 

今や米国が世界の株式の時価総額の50%近くを占めるようになっているが(ちなみに日本は8%弱、中国は9%)、これは明らかに米国が第4次産業革命をリードしテクノロジーの分野で生産性を高めそれを勘案した成長率は明らかに他国を凌駕しているということだろう。

 

歴史的にも英国で始まった第二次産業革命は1870年に始まり1930年まで約60年間続いた第4次産業革命はおそらく2013年に始まったと考えられるので、

ほぼ今世紀の終わりまで第4次産業革命が世界の株式市場をリードするであろう

 

足元では若い人たちの

年金に対する不安から株式投資に対する投資が高まり、

金融資産のアロケーションで株式の率を上げているようだ。

若者もいよいよ動き出して株式による資産運用を始めていると聞く。

したがって当面はやはり株式以外にインフレに勝つ資産はないということを頭に入れておく必要があるのではないか

 

繰り返し言っていることだが

我々個人のような長期投資家は短期的な日々の変動に惑わされることなくあるいはマスコミのコメントに惑わされる事はなく長期的なファンダメンタルを見据え、しっかりした投資スタイルが求められる。