グローバルマーケットウォッチ 2016年11月19日

個人投資家は長期的視点が大事 2016年11月19日

今週も、マーケット評論家、マスコミは、トランプ現象から何かを読み解こうと、持ちきりだった。

足元のマーケット動向、すなわち先進国の株高、債券安、米ドル高はトランプショックによる予想外の動きに、プロの投資家が慌てて反対取引を手仕舞う投資行動を強めたために、極端な動きになっていると見たほうがいい。
落ち着くのを待つほうが賢明であろう。
とはいえ、当面の不透明感はなかなか拭えそうにない。

我々、個人投資家は、目先の予想よりも、長期的視野で、投資を考えないとどうしていいかわからなくなる。

そうした観点で、今週の読んだなかで、私が注目したのは

一つは、米国の著名な投資家、ウォーレンバフェット氏が、 突如、従来、敬遠されてきた米航空会社株に、大量に投資したと発表したことである。
理由を語っていないが、偉大な投資家はいつも、何か長期的な重要な変化を感じ取るといういうことに注目した。

もう一つは、米大統領選でトランプ氏の勝利を予想した人の話である。
トランプ氏が好まれた背景には、世界的な社会不安の流れがあるという。今年末から来年にかけて、欧州各国で重要な国政選挙がある、イタリア、オランダ、フランス、ドイツでまたもや政治的混乱が予想されている。世界が内向きになる様相である。

このような情勢の中で、投資におけるヒントを何か読み取るとすれば、
(1)米国に大量にお金が流れるのではないか、つまりさらなる米ドル高、米国株高が続くのではないか。
(2)政治的、社会的混乱の中で、ゴールド(金)に関心が集まるのではないか

と想定しておくことが無難なところであろう。