グローバルマーケットウォッチ 2016年12月31日

予測に頼らないポートフォリオ運用を 2016年12月31日

期待された米ダウ20000ドル、日経平均20000円は利食い売りに押されて、届かず2016年を終えた。来年に向けていいお湿りというか、今年初めの急落を彷彿した警戒感からか・・・ さて、来年のグローバルマーケットについて、内外のいろいろな資料を読み漁り、メインシナリオのようなものを整理してみた。 (1)米大統領選挙後のグローバルマーケットは、特に株式、為替が期待先行で、実体が伴わないまま、やや行き過ぎの感がある。2017年初はその反動があるかもしれないが、リスクオン市場は力強く続く。 (2)世界経済は米国リードで、回復基調が強まる。 したがって、 ー30年以上続いてきた金利の低下傾向は、終わりを告げ、上昇に転じる。 ーディスインフレマインドが徐々にインフレマインドに転換する。 ー長らく続いた原油をはじめとしたコモディティー価格が底を打つ。

ただし、どの程度かは不透明である。

このようなメインシナリオを頭に置いておくとしても、2017年も政治・経済面で予想外のことが引き続き起こるものと想定しておいたほうがよさそうである。
予測すること自体難しそうである。

先週も書いたが、2016年の教訓から、来年やってはいけないと思うことは

(1)予想に基づく、投資タイミングを考えてはいけない。
   ー 幅広い国際分散ポートフォリオで、常にマーケットに参加している。

(2)現金不足の状態を作ってはいけない。
   ー リスクオフをチャンスにできる(安いものを買える)余裕を持つ。
   ー リスクオフを耐えられる余裕を持つ。

(3)低利回り環境下、手数料を度外視してはいけない。