個人投資家が教訓とすべき投資教育ポイント 2017年3月25日

今回の投資教育ポイントー我が国の株式投資教育、拡充を 2017年3月25日

今週は、世界の株式の牽引役、米国市場が久しぶりに大幅安となり、ひやっとした。
トランプ大統領の政策の行き詰まりなどいろいろ理由付けされているが、もともと割高感を懸念されていたので、いいお湿りではなかったかとの見方が多い。大した下げにはなっていない。
プロの投資家も個人投資家も、長期的には株式のリターンは他の資産を圧倒し続けるであろうし、読み違えて上昇してしまった時のリスクを考えると迂闊に売れないということであろう。
ウォーレンバフェット氏と並び称される投資家、フィデリティーのピーターリンチ氏の有名な言葉が思い出される。
「個人投資家は、株式の暴落を恐れるあまり、市場を離れてしまうことによって、実際の株式暴落によるよりも大きな損失を被っている」
というアドバイスを残している。
その他にも、数々の言葉を残している。
(1)株で金儲けをするのに、株式市場全体の予測をする必要はない。経済や金利の予測もする必要はない。当たらないからだ。
(2)プロが買っている株は無視して、循環株や割安に放置された株に投資すれば、2~5倍儲けることはできる。いい会社を見つける時間は十分にある。
(3)この世の終わりが来るという予言は株を売る理由にはならない。
など参考になる言葉が沢山ある。
米国の個人投資家はこういうアドバイスを勉強し、成長してきたのであろう。
このほど、米フォーブス誌が発表した世界の資産10億ドル(約1100億円)以上の富豪の数が2000人を超した。
ここ30年で15倍になったという。米国(565人)が圧倒的トップで、中国(319)、ドイツ(114)、インド(101)と続くが、日本は33人とかなり劣る。
我が国は、もっと株式投資教育を拡充すべきであろう。