個人投資家が教訓にすべきアドバイス 2017年9月9日

今週のアドバイスー地政学リスクの影響は長続きしない。 2017年9月9日

今週は、度重なる自然災害(2つの大きな米ハリケーン被害、メキシコの大地震)や北朝鮮の挑発行為のエスカレート(過去最大の核実験)の中、世界の株式市場は、週初こそ米国のLabor day3連休明けの大幅下落、その後の反発に呼応する動きであった。

投資家は売り急ぐというよりも、とりあえず、手控えムードという感じである。北朝鮮問題は、マーケットのバックミュージックのようなものになっており、聞いてはいるがあまり気にしなくなっている。
米国市場は極めて冷静で、ボラティリティーも小さく、高値圏を維持している。
日本市場だけが、円高というプラスアルファのインパクトを過度に気にして、やや下げがきついが、それでも19000台維持している。

投資家は、自然災害、地政学リスクの影響は長続きはしないということを何回も経験しているので、冷静に見守っているという印象である。
過去のデータ的にも、地政学リスクが起きた時は、マーケットは、直後は平均4%下落しているが、その後は力強く、反発している。
特に米ダウは81%の確率で、6ヶ月の間に平均10%、1年間に平均16%上昇している。

企業収益の増加、世界経済の改善、低金利の持続というファンダメンタルの中では、安心して株式投資を続けていいのではないか。
先週お勧めしたように、米テクノロジー株、新興国株に注目している。
とはいえ、今から買うのは怖いという人は長期積立投資なら、株価が下落しても安値で資産形成ができるはずである。