個人の国際分散投資に役立つアドバイス  2017年10月21日

今週のアドバイスー株式資産に勝る投資手段なし  2017年10月21日

投資家は、米国の株式市場が今週も上がり続けるのだろうか半信半疑で見ていたが、税制改革の審議進展の追い風もあり、史上最高値をさらに更新した。
日によっては、寄り付き直後は、比較的大きく値を下げることもあったが、その日の終わりには、上昇していた。投資家心理の揺れ動きを物語っている。

世界に広がった株高の流れは、主要各国の株価指数が史上最高値を更新する勢いで、こちらはまだ、過熱感はあまりない。
特に、25年ぶりに高値更新した日本市場は注目の的である。日本株の先行きにはグローバルに楽観的な見方が増えてきた。

しかし、米国ダウ30種指数が、23000の節目をあっという間に、超えたこともあって、折しも10月19日のブラックマンデー30周年を持ち出し、あまり意味のない警鐘を鳴らす評論家もいる。

ただ、ここまで上昇してくると、いずれは来る大きな調整場面を考慮する場合、今後10年間の株式資産のリターンは過去平均よりも低く、見ておいた方がいいということは言えるだろう。
年利回り6%程度(過去平均は9%)に考えておいた方がいい。

長期投資においては、ここから、株式を買い上がるのは、やめて、現金をキープし、大きな調整を待つというリスク回避は重要であるが、他の資産クラスに比較して、株式投資手段による収益率は引き続き一番すぐれていることには変わりはないだろう。

世界経済は今、新興国経済の成長、グローバリゼーション、そして何よりも、第4次産業革命(デジタル革命)の本格化を迎えようとしている。パラダイムシフトが起きている、過去のトレンドからは判断できないことが起きる可能性がある。
とりわけ、株式投資はその恩恵を大きく受けるものと思われる。