個人の国際分散投資に役立つアドバイス 2018年3月17日

低利回り運用環境の中で株式投資優位は変わりそうにない。2018年3月17日

日米欧の政治が揺れている。とりわけ、米トランプ政権の関税導入は貿易戦争に発展し、ゆくゆくは世界経済のファンダメンタルにマイナスの影響が出ることは否めない。
それが現在の世界株式の重しになっている。しかし、まだ推測の段階である。
ボラティリティーを高めてはいるが、大きく値下がりしていない。
マーケットの雑音の域を出ていないと見るべきであろう。

その中でも、米ナスダックは堅調である。世界的にもテクノロジー株に資金が集まっている。
先週も書いたが、収益的にも、将来性でも、安心して投資できるということだろう。
それ以上に、今は株式に代わる主要な投資対象がないというのが主因のような気がする。

折しも、スイス大手プライベート銀行がロンドンビジネススクールとの共同研究、2018年グローバル投資リターン年報の中で、過去10年、世界株式(VT)がトップの資産であったと調査結果を公表した。
さらに1900年以降でも、世界株式は、短期国債で運用した現金よりも年4.3%、債券よりも年3.2%、リターンが上回っていたということです。

よく考えてみると、株式投資で本当に怖いのは、50%以上値下がりし、回復に1年以上要するようないわゆるクラッシュです。
そうしたクラッシュは、1900年以降で、1929年の大恐慌、2000年のネットバブル崩壊、そして2008年のリーマンショックの3回です。それ以外は、大きく下げても10~20%程度で、長くても6ヶ月くらいで元に戻っています。そこで買った投資家はその後の長期の強気マーケットで大きな利益を上げている。

以上のような、2つの事実から判断しても、今後もしばらく、株式投資を分散投資の主軸に置いておくことが賢明であると思います。


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