グローバルマーケットウォッチ 2018年5月12日

テクノロジー株中心の株式優位はまだ続く 2018年5月12日

世界の株式は、昨年末の水準をなかなか抜けきれず、変動の激しい状態が続いてきたが、
5月に入り、アップルの予想外の好決算を皮切りに、テクノロジー株がリードする株式市場全体の上昇トレンドが戻ってきたようだ。

しかし、直近の米個人投資家心理調査によると、ニュートラル(中立)が続いており、今後6ヶ月先まで、マーケットにそう大きな変化を予想していないということである。
つまり、投資家心理は強弱の間で揺れており、より強い材料とより弱い材料を探っていると言える。
今のところ、低インフレ、好調なテクノロジー株、好企業決算を好感する一方、世界的な金融緩和からの出口に伴い、約10年続いてきた景気の拡大は最終段階ではないかとの懸念が強まっている。
特に、米国の長短金利がさらにフラット化(横ばい)し、2年もの米国国債利回りが9年前の水準、2.535%にまで上昇したことを懸念している。
つまり、2年間、保有し続ければ、株式の下落リスクを気にせず、確実に2.5%超のリターンを確保できるということである。

個人的には、株式から債券への大きなシフトが起こる段階ではなく、中長期投資の観点からは株式優位はまだまだ続くとみている。