グローバルマーケットウォッチ 2018年6月3日

売りの理由を探し回る世界株式だが、他に選択肢なし 2018年6月3日

世界株式は北朝鮮問題、貿易問題、そしていつか聞いたことのあるイタリア問題と売りの理由を探し、下がるが、やがてよりファンダメンタルな技術革新、インフレなき経済に関心が戻り、反騰するという展開が続いている。
日本株は、加えて円高/円安に振り回され、とりわけボラティリティーが大きい。
ついつい弱気に陥るマーケットである。

しかし、今の、換金性のある資産運用市場の各投資手段のリスク/リターンをよく分析すると、
まず、株式資産に代わりうる確定利付の債券、REITは利回りが低すぎ、金利上昇時のリスクの大きさに見合わない。
また、金やコモディティーは確定収入はなく、ポートフォリオの保険機能以上の意味を持ち得ない。
それに比べて、株式資産は足元の資産運用手段としては、リスクは大きいものの、第4次産業革命下、中長期的には夢のある高い利回りが期待できる。
とりわけ、第4次産業革命をリードする米国のテクノロジー株の期待利回りは高い。
(ちなみに、テクノロジー株の多いナスダック指数は今週末に全世界の株式指数の中で、唯一史上最高値を取り戻している。)

したがって、シンプルなポートフォリオを考えるとすれば、
●米テクノロジー株ETF(先週取り上げたVGT, IGV) : 50%
●金:25%
●現金 : 25%
ということになってしまう。