グローバルマーケットウォッチ 2018年7月1日

年後半も、米国に資金を置いておくのが比較的安心のようだ 2018年7月1日

今週末で、2018年も半分が終わった。マーケットはあらゆる資産が大荒れで、パフォーマンスを悪化させている。
静かだった昨年との違いは米ドル高である。
その原因は、米国のみ利上げを続け、金融緩和からの脱却を図っているからである。
これにより、グローバルマネーは米国に、引き寄せられ、米国以外の株式市場はいち早く下げに転じた。中国株は急落に見舞われ、上海総合指数は1月の高値から19%も下落、ドイツやフランス、日本など主な輸出国の主要株価も大きく下落。

世界株式の下げの連鎖は、今週になって、米国にも波及してきた。特に、米国株を支えてきたテクノロジー株の多いナスダック指数は利食い売りにさらされた。
(それでも、年初来9%近い上昇率を維持。ダウ指数は年初来2%下げているが、全体指数のS&P指数は年初来2%の上昇率を維持している。)
それというのも、米中貿易摩擦が犬の遠吠えから、いよいよ嚙みつき合いの段階に入ってきたとマーケットは見たからである。

中間選挙を控えたトランプ大統領の出方には予断を許さないので、当面は先週、推奨したようなアセット(現金性資産、米テクノロジー株、ヘルスケア株、グローバルREIT)中心に防御的なポートフォリオを維持するしかなさそうだ、

ついては、スイスの大手プライベートバンクの年後半への投資戦略も参考になると思うのであげておきたい。
(1)世界株式はポジティブからニュートラルへ、より警戒的に格下げだが、その中では米国株と新興国株はポジティブ
(2)グローバルな国債と社債は、金融正常化の継続で、引き続きネガティブ
(3)コモディティーはポジティブ。

しかし、有名な格言を忘れないようにしたい。
これからのマーケットを聞かれたら、”わからない”が正しい答えである。