グローバルマーケットウォッチ 2018年9月1日

リーマンショックに学んだことを想起し、教訓に  2018年9月1日

8月末にかけて、新興国株や欧州株が敬遠される中、米国への資金流入が一段と加速し、米国株は連日、史上最高値を更新した。日本株も連れ高し、7日連騰となった。
週末は、米国が3連休を前にしたため、若干の利食い売りが入り、調整色が出ているが、アマゾンやアップルなどの米テクノロジー株への買いは止まる様相にはない。
さて、来週から9月入りとなるが、10年前の9月は米大手投資銀行、リーマンブラザーズの破綻を契機とした歴史的なマーケットクラッシュが始まったことで、
現在、連騰を続ける米国株価を警戒するコメントが多く見受けられる。

そうしたコメントに動揺することなく、リーマンショックで学んだことを想起する必要があろう。
(1)株価が半分になることはいつでも起こりうること。
(2)狼狽売りをせず、投資を続けたことで米国株はその後1年でリーマンショック前を回復し、資産は数倍に増えたこと。

今から、連騰を続ける米国株を買うというのは賛成できない。
どちらかというと、キャッシュポジションを増やして、次の大きな下げを待つタイミングであろう。
ただし、注意する必要があるのは、次のショック的な株価の下げがあっても、中央銀行、政府の助けには限界があるだろうということである。
つまりはリーマンショックの時よりも、回復に時間が掛かるのではないか。
それを念頭に、キャッシュポジションをキープしておいたほうがいいのではないか。