グローバルマーケットウォッチ 2018年11月4日

まだテクニカルな戻りを脱していない 2018年11月4日

今週、私が、最も注目したのは、今年に入り、最も下げがきつかった新興国株式がようやく底を打ったのではないかと思われる回復を示したことである。
また、約1ヵ月ぶりに世界的にリスクオンのマーケットに戻った感じで、投資家はひと安心したのではないだろうか。

しかし、ボラティリティーの高い状態は続いており、テクニカルな戻りの段階は脱していないと見るべきであろう。
米ナスダック市場は戻りは大きかったが、週末には好決算発表のアップルが今後の見通しが若干悪かったというだけで、1日の下げとしては4年ぶりの大きな下げとなったことに代表されるように、戻り売りに大きく押されている。
日本株も異常と思われるほどの大きな戻りを示し、明らかに空売りの買い戻しとしか思えない。
金価格だけが強い動きを維持しているというのは、今の投資家心理の不安定さを示しているといえよう。

マーケットも歴史は繰り返す

個人投資家は、今のマーケットのトレンドを中長期の歴史の中で捉えて、短期的な動きに惑わされないようにしないと、心が落ち着かない。

動揺を落ち着けるには、話を聞いてもらう

しかし、どうしても心配になり、落ち着かなくなったら、親しい投資家仲間、信頼するアドバイザーに話を聞いてもらい、心を落ち着けることが肝要である。
あくまでも自分の中長期的な投資目的に合ったポートフォリオを維持することが、最終的に資金が必要になった時に成功を確認することになるという自信を得、動揺に打ち勝つことが重要なのである。