グローバルマーケットウォッチ 2019年12月29日

来年初めがちょっと心配 20191229

 

クリスマス休暇で、取引量少ない中、世界株式、とりわけ米国株は予想以上に強い。(米国株主要3指数は連日、史上最高値更新)

来年初めがちょっと心配になってきた。

今年を振り返ると、株式の独歩高と言える、しかも米国株、中でも大手のテクノロジー株(ナスダック指数初めて9000ポイント超え、アップルは年初来80%超高、アマゾンは年末にかけ急上昇)がひきつづきリード役になった。

今年、グローバル株式時価総額は17兆ドル(1700兆円強)増えた。(70兆弱から85兆)

米国株の投資家は相当の金持ちになった。

出遅れの投資家が12月に入ってから、恐る恐るながらも買いを入れている印象である。

まさしくクリスマスラリーの様相。

そういう意味でちょっと年初が心配、かなりの利食いが出るのではないかとみられるからである。(キャピタルゲイン税は次の年)

近い将来についての予想は、足元の状況にひっぱられるきらいがある。今年に初めは、昨年末の大幅下落相場の中で、今年の世界株式に対してかなり慎重であったが、蓋を開けてみると、米中問題など多くの地政学リスクの中で、乱高下する場面もあったが、結局は20%以上(米国株は30%)上昇している。

消去法で株式しかリターンを稼げる資産がなかったとはいえ、大方の専門家の予想は外れた

来年の予想も、現状に引っ張れることを前提に、いろいろ読んでみると、ノーベル賞受賞者、ロバートシラー博士のトランプ熱の強気相場が来年も続くという見方から、かなりの確率で大きく調整せざるをえないなど強弱さまざまである。

個人投資家は短期の予想や市場変動を気にしても、あまり意味がない。

予想が当たるケースは少ないし、短期の市場変動に惑わされ、間違った投資行動をおこしかねない。

それよりも、この年末年初は、2020年代10年間の長期的トレンドを考察し、じっくり長期的な自分の投資計画を

作ったほうががよっぽど意味があるのではないか。

(個人的にも作成したいと考えています。一部紹介したいと思います)