グローバルマーケットウォッチ 2020年1月25日

新型肺炎でも、Apple決算待つマーケット 2020125

 

今週は中国で新型肺炎が急速に広まったために心理的に世界の株式市場は頭を抑えられた。中国の春節を前に拡がりをみせてはいるが、マーケットへの影響は限定的である

と思う。大きく下がるわけでもなく高値水準を維持している。

マーケットは次の上昇推進力を必要としている。

特に注目されているのは、来週発表される米アップルの決算である。iPhone、iPodの売れ行き好調だし、なによりも今秋発売が予想される5G対応iPhoneへの期待が大きい。

世界の第4次産業革命をリードする米国のApple、Microsoft, Amazon, Alphabet, Facebookの合計時価総額は米S&P500の18%を占めるに至り、日本のGNP(国民総生産)に匹敵する水準に達している。

今年は、昨年よりも好決算となるだろうし、11月の米大統領戦を控え、金融緩和は継続されよう。世界的にもまだまだ、金融の緩和はやめられそうにない。

今の米国株式市場はすこしeuphoric(幸福感に溢れた、陶酔感)の状態とも言えるので、突然の調整(5~10%)があってもおかしくはない。

そのくらいの心構えは必要だが、株式選好の資産運用環境に変わりはない。いい押し目買いのチャンスになるだろう

米国の有名な投資家が今年も10大サプライズを発表した。参考に紹介しておきます。

 

(1)1つ目は今年はアメリカの景気後退はなく、2回の金利  

   引き下げがある。 

   さらにトランプ大統領が所得税の減税を行う。

(2)今年の選挙の争点は所得格差と天候不順になる。

  米大統領選挙ではトランプ大統領に逆風が吹くも   

  勝利だが、米民主党が上院で過半数を握る。

(3)米中の第二段階の通商交渉はうまくいかない。   

   結論が出ない。

(4)自動運転に関して前進するが、数多くの事故に直面し

   いくつかの会社が競争からドロップアウトする

(5)米株式市場では変動の激しいマーケットが続くがSP   

  500はさらに上昇して3500まで到達する。

  理由は企業収益が5%伸び、金融緩和が継続されること

  による

  しかし5%以上の調整は1年を通じて何回か起きる。

(6)米大手のテクノロジー企業が社会的あるいは政治的な  

   制約を受け、株価的にもSPの500のパフォーマンス

   を下回る。

(7)ブレグジットがようやく実現し、英国経済が回復、ポ

   ンドが上昇する。一方EUは地盤沈下が続く。

(8)米国金利の見通しはボンドバブルが若干収束し、米10

   年もの国債の利回りは今の水準より上昇して、2.5%

   位になる。ただし米国外ではマイナス金利が続くで

   あろう

(9)ボーイングの737MAXが再び飛び始める。それによっ

  て米ボーイングの株価が上昇する。