グローバルマーケットウォッチ 2020年5月16日

戻り歩調が続いている 2020516

今週は、週初こそ、楽観すぎるとして、2日間急落したが、

その後は、週末にかけ、テクノロジー株やヘルスケア、バイオテック株中心に戻り歩調を取り戻している。

高利回り債券の価格もしっかりしている。

(FRBが高利回り債券ファンドの買い入れも開始した)

失業者数、倒産件数の急増、消費の落ち込みなど経済指標はガタガタ、さらに悪化の様相を示している。

コロナ感染も一向に収まるどころか、後進国ではものすごい勢いで感染者が増え、先進国では第2波の動きも見せている。

そうした中で、株式市場のこの強さに、私を含めて、大部分の投資家、専門家が、戸惑っている。

共通した見方としては、今回の先進国各国の大量の資金供給がマーケットに大部分が還流していると見られるという。

こうした対策が続く限りは、この戻りはしばらく続くとみた方がいいだろう。

実体経済とマーケットが解離しているのも不思議ではない。マーケットの動きにはついて行った方がよかろう。

1929年に始まった世界大恐慌の時の景気後退の状況が似ているという分析がある。

失業の急速な深刻化、政府、企業の膨大な債務、大量の資金供給など今回と似ているという。

資金供給はいつまでも続くわけではない。

それが尽きれば、マーケットは支えがなくなるわけだ。

大恐慌時の時のように大きな2番底もありうるという分析である。

そしてその後、深刻なインフレもやってくる。

楽観は禁物である。