グローバルマーケットウォッチ 2020年6月13日

ババを引きたくなかった 2020613

 

今週、木曜日、米国市場が突然、いよいよ2番底への急落が始まったと思わせるようなパニック売りに見舞われた。NYダウが1862ドル安とちょっと手がつけられない下げだった。

多くの専門家が、これまでの株式市場の異常な上昇に違和感を感じて、警告を発していたが、実際にはマーケットについていくしかなかったと思う。

実は私もそうだ。短期的には、リスク管理は徹底(十分な現金保有)し、株式の比率は落としていない。

今回の急落は、米国株式(特にナスダック市場)が史上最高値を更新し、節目の10,000ポイントを超えて、新たな領域に入ったという一つの達成感から、ババ抜きゲームの“ババをひきたくない“という投資家心理の現れであると思う。

表向きは、米国でのコロナ第2波可能性やFRBの今後の経済への弱気の見方に投資家が反応したなどと理由づけしているが、ここらで一度利食っておきたいという投資家心理が一気に顕在化したということではないか。

投資家は浮かれないようにという警報を発していると受け止めるべきであろう。

当面は、実体経済が少しでも改善していくか確認するまでは、不安定な値動きは避けられないだろう。

コロナ感染の第2波といっても、対応に大分慣れて来てはいるので、先進国では死者が減るようにコントロールは可能であろう。

今はパニック売りも、パニック買いもするのは避けたい。

中長期的には、テクノロジー関連中心の株式資産以外に魅力的な投資対象はない。