グローバルマーケットウォッチ 2020年8月15日

資産運用市場にのみ向かうマネー 2020815

世界株式の指標となっている米S&P500指数が史上最高値更新寸前で、あまり動きがないようだが、マネーはアップル、マイクロソフト、テスラなどの一部のインターネット関連、ソフトウェア、消費者向けエレクトロニクス、ネット小売業者に集中する構図は続いている。

世界的にも、株式市場は堅調である。ゴールドも一度大きく利食いが出たが、その後は史上高値を維持している。

高利回りの米クレジット市場、REITにもマネーは流れ込んでいる。

イールドハンティングは続いている。

ショッピングしない、外食しない、旅行しない、なるべく家にいるなど金の使い道がない。

そのなかでの、未曾有の財政支出、金融緩和でお金が資産運用に回しているのだろう。

世界中、投資家の数が一気に増えたことが、証券会社の口座数の飛躍的増加で明らかになっている。

若い経験の浅い投資家は夜間も取引している。取引手数料がなければゲーム感覚ではないのか。

マーケットは今や経済の実態とか株価指数全体の高さとかあまり関係がなさそうである。

利回りが高いアセットにお金が流れているのが実態ではないか。

異常な経済環境下での異常な現象と言えなくもないが、一概にそうとはいえないようにも思う。

ニューノーマルなのかもしれない。

ただ一つ確かなことは、いつまでも続かないということだけではないか。

警戒は怠らないことが大切である。