グローバルマーケットウォッチ 2020年9月20日
米テクノロジー株への期待変わず 2020年9月20日
今週は、ほぼ1週間続けて、米株、特にナスダック指数の下げに引っ張られ、世界的に株式は下げ基調だった。
というより、一服入れているという感じである。
市場の注目は、米テック株の今後の動向である。
先週も書いたが、バブルではないが、短期的には上げ過ぎの調整と捉えていいのではないか。(その中でもテスラやショピファイのような銘柄にはしっかり押し目買いが入っていることに注目すべきである。)
テック、デジタル、医療関連企業は、コロナ後の価値観が変わった経済の勝利者になるのではないかと思われている。伝統的株式評価方法に適しているのか考え直す必要があるのではないかとまでいう意見も出てきている。
今はまだ先が読めないということではないかと考えるべきであろう。
現状の投資環境下では債券、REIT、コモディティーなどのアセットクラスに株式を上回るリターンを期待できない。テック、デジタル、医療関連銘柄のBUY&HOLDが結果的に正しい投資戦略になるのではないかと考えている。
短期的には、新政権誕生の日本株と出遅れの新興国株にも物色が広がる可能性が高いと思われる。