グローバルマーケットウォッチ 2020年10月11日

世界株式は、10月に入り、9月の調整トレンドから立ち直ったように見える。

混迷深める米大統領選挙、収まりを見せないコロナパンデミックにもかかわらず、現金資金豊富な投資家は株式資産でリスクを取らざるを得ない。

突然のクラッシュがありうるとは思っているが、一方で政府の果敢な金融支援への期待の方が大きい。

物色範囲も従来のテクノロジー関連にとどまらず、広がっている。株式だけでなく、REIT,高利回り債券ファンド、金などのリスク資産にも資金が流入している。

しっかり分散投資していることが窺える。

クラッシュが怖いからという理由でマーケットから逃げることが歴史的に収益機会を失うことになるという事実を理解する長期投資家が増えていることもあろう。

先日、読んだ米国の興味あるブログの一節を紹介しておく。

マーケットクラッシュは投資にはつきものである。

 1928年以来、米国では

 10%の株価下落は平均11ヶ月ごと

 15% 〃    平均24ヶ月ごと

 30% 〃    平均10年ごと

 40%  〃    平均20-30年ごと

 50% 〃    平均100年に2-3回

 起きている。

 クラッシュは突然。起きることが多いので、事前に売ることは至難の

 技、たとえ事前にうまく売れても、買いもどすタイミングが少しでも

 遅れれば、スピードの早い戻り局面の収益を取り損なう。

 モーニングスターの統計によれば、1870年以降、米国株式は全ての

 クラッシュでいかにそれが大きくても、その後必ず戻り、経済成長に合わせて、新高値を更新し続けている。

 従って、リスク資産への投資においてはクラッシュは

 いつ起こっても当たり前で、慌てて自分のポートフォリオを守る行動を起こすことはせず、何もしない方が賢明である。

 ただ、同ブログでは、常にクラッシュに備えて、やっておくべきことをアドバイスしているので、次週紹介したい。